春に向けてのお手入れ開始
2004/02/18

更新分は下へUPしてます〜


「ずっと以前から欠品であったエアフィルター・・・ 皆さんはどうしていますか?」

同じ疑問・難題を抱えたメンバーさんからの一通のメールから
このプランは始動いたしました。

今回はTAKEさんの御協力でフィルター材をご用意して頂きまして、
そのフィルターを使用して「朽ち朽ちエアフィルター再生術」をしてみる事に致しました。
さて、結果の程は如何に?


まずAシリ〜ズのエアクリーナーですが
←この様な形状をしております。
このフィルターは私の手持ち最後の一個の
新品卸してから、約2年半程の使用品です。
あいだで2回ほど清掃をしています。
これをテストサンプルにするのは
ちょっと惜しいのでKEEPしておきます。

・・・んで、朽ち〜っているエアフィルターを
がらくたの中からゴソゴソすると↓のブツが出てきました♪
今回はコイツをベースにしてみる事にします。
早速作業開始〜

バーナーで横のヒダヒダ部分にある
不繊紙を焼いていきます。
エエ感じに熟成して油分を吸っているので
めらめら〜っと簡単に燃えていきます。
(作業中の写真は無し〜)
全体的に焼いた(と言うか炙った程度)で
途中経過の様子・・・
はずみで落としてしまった時に
焼いた不繊紙の残骸がバラバラ〜と落ちていきました。
エアブローするより、コンコン叩いて落とす方が
早かったですね〜 
右の写真は不繊紙ストリップ完了の状態♪

マイナスドライバーで際を突付いて、
全体に真鍮ブラシでササっとスス落とし・・・
上部の不繊紙の所に油漬けの団子虫が付いてて
気色悪かったので、この際取っ払ってしまいました。
さて、いよいよTAKE'sフィルターの登場です♪

フィルター素材は上下の高さに合わせた後
ハサミでカットしました。
外周は少し長めに切ってあります。

写真は手で抑えて仮留め中・・・

↑で見当を付けて銅線にて、ぐるっと巻きつけました。

テロ殿のご指南に有った様に
あわせ部分で釣り糸ナイロンライン3号で
縫い付けるようにしようかと思ったのですが、
暫定処置で、この仕様としました。

これで装着完了〜♪


さあテストライドにGO!



自宅から少し離れた国道でのテスト・・・ 
この後、ギャイ〜〜ンっと排気音を響かせながら
白煙煙幕をはって、後方車両に迷惑をかけたのは言うまでもありません・・・


自宅出発前に以前に付けていたプラグ(B7SH)を
外して見ておきます。
使用距離は1500Kmぐらいの使用だったと思います。

左はガイシ脚部エエ感じに焼けてますかね?
電極部はカブリ気味っぽいです。
右はどちらもカブり気味です・・・


このプラグは外して新品B7HSを入れて
テストライドに向かいました〜


約5kmのテスト走行後・・・ って、
あんまり よ〜判りませんね・・・

ちなみに2速8000rpmぐらいまで引っ張って→
3速目メーター読み100Km/hぐらいまで出しましたが、
もっと高速連続走行しないと結果がわからないかなぁ〜
道が混んでてこれ以上は一般道では無理そうでした・・・

左は←の状態に比べると、
電極部がちょっと白っぽく焼けすぎ?な感じがしますが、
でもこれでも正常値の範囲なんでしょうか?
右はやはり左に比べればカブリ気味っぽい・・・
う〜 って、キャブの同調合ってませんね(爆)




2004/02/28

NEW TAKE'sフィルター製作編


今回はキチッと型を取って
製作する事に致しました〜


写真の型紙は現物合わせではなく
元のエアフィルターから各部の寸法を採寸して
それを元に側面部の図面を書いて切り出したものです。

型紙をTAKE'sフィルターに当てて線を罫書き
ハサミで切り抜いて〜
今回は正式Verと言う事?で
ナイロンテグス2.5号にて手縫いで仕上げています。

ジャ〜ンと出来上がった図。
出っ張った耳の部分は左右に開いて
それぞれの側面部に縫い付けました。

装着完了の状態♪
エエ感じにフィットして末世〜♪


エアクリーナー本体のケースカバーにフッティングする際は
耳の部分が出たままだと、ケースに干渉して少し入りにくいようです。(入る事は入ります)
また、元のフィルター材自体に厚みがあるので、
オリジナルのエアクリーナーエレメントに比べると
ちょっと太っちょさんになっちゃいます。

・・・って言う事は、エレメントとケースカバーとの間の空間部分が少なくなるので
外気から取り込むエアーの流通経路が狭くなって
なんらかの影響が出るのでは? ・・・
と、TAKEさんからの御指摘で、二人で話しをしていましたが、
仮に流通経路が狭くなっていたとすれば
「エアーが足りない」⇒「ガスが濃くなる」⇒「プラグがカブル」と、言う事になるかと・・・
しかし今の現状では、むしろオリジナルのエレメントよりも
プラグの状態で見る限りでは以前よりも良い感じで焼けています。
(プラグの状態だけでは判断する基準にならない〜 と言うのは判っています。)

この状態で引き続きテストを続けて参りまする〜


Back to Photo Garelly index   Back to Index