キャブレター へっぽこ トラブル編
(2004/04/26)






 


 スロットルバルブに付くワイヤーが
 何らかの原因によって引っかかり部分から
 外れてしまった状態。
 (原因のあれこれはココでは割愛させて頂きます)
 
 この状態になるとスロットルバルブが落ち切らずに
 エンジンが吹け上がったままになってしまいます。 











 

 A1SSの場合、左キャブレターを外そうとした時に
 上蓋(ミキシングチャンバートップ&キャップ/スロットルバルブ)を
 外すときキャブ本体をエンジンに付けたままだと、
 上蓋を上げてきた時に微妙にUPマフラーに干渉するんですね。
 んで、勢いで「もうちょい〜!」って捻ってやると、
 スロットルバルブのストップロッドが、少し曲がってしまいます。

 みなみにこれはA1SSだから起こる症状でして、
 A7SSの場合は、キャブレター本体自体が大きいので
 キャブをエンジンから外してからでないと、上蓋がとれません。

 左の写真が、その曲がったロッドの見本です。
 ←のままで組んで走り出した時に、アクセルを大きく開けると
 スロットルバルブが落ちなくて、エンジン吹け上がる〜 
 と、言うへっぽこだと推測されます。
 
 ちなみにこのへっぽこは関西と新潟で2例、確認されています(笑)






 ↑のロッド変形のまま無理をして走行し続ける、
 もしくはアクセルを不用意にガパガパまわし続けると
 ←の様にスロットルバルブに傷が付いて変磨耗してしまいます。

 こうなるとバルブ単体でキャブレターに挿入しても
 動きがスムーズに動きません。 (要・交換となります)









 


Back to Technical

Back to Index